ボッチャのボールの中身は何?素材や重さ硬さ作り方もご紹介

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今回は、ボッチャのボールの中身は何?素材や重さ硬さ作り方もご紹介、という内容でご紹介していきます。

東京2020パラリンピックで8月28日から始まる競技、ボッチャ

障害を持つ方が、車椅子に乗ったままできる、または高齢者でも楽しめるスポーツですね。

このボッチャですが、競技の特性上、使用するボールの硬さや握り具合がとても重要です。

では、このボッチャに使用されるボールの中身は何なんでしょうか?

その素材や重さや硬さ、作り方もご紹介していきたいと思います。

 

ボッチャのボールの中身は何?

ここでは、ボッチャのボールの中身は何?、という内容で書いていきます。

ボッチャはジャックボール(目標球)と言われる白いボール1個、赤と青それぞれ6個の計13個のボールを使用します。

 

ボッチャのボールの中身

ボッチャのボールの中身ですが、特に規定はありません。

市販のものには、手芸などでも使用されるペレット(細かいビーズクッションのようなもの)を使っているものが多く、重さの微調整のため大粒と小粒の重さの違うものが混ざって入っています。

野球のボールのように、中の芯は無く、転がりすぎても、転がらなくても競技に使いにくいので、微調整が難しそうですね。

 

重さの微調整

ボールの縫い目に切込みを入れて、先程ご紹介したペレットを増やしたり減らしたりして微調整します。

後程ご紹介しますが、ボール表面の革の種類や厚さを変えることによっても微調整が可能です。

 

ボッチャ競技とは

ヨーロッパ発祥の競技で、重度脳性麻痺者または、四肢重度機能障害者のために考案されたパラリンピックの正式種目。

ジャックボール(目標球)に自分のボールをどれだけ近付けられるかが勝負となります。

ジャックボール(目標球)に近づけるため、自分のボールを投げる・転がす・蹴るという動作が可能。

相手のボールにぶつけて、自分のボールをジャックボールに近付けたり、逆に相手のボールを弾き飛ばしたりと、少しカーリングに似た要素もあります。

また、障害によりボールを投げることが不可能でも、勾配具(ランプス)という道具を使用し、介助者に自分の意思を伝える事ができる方であれば参加が可能です。

 

ボッチャのボールの素材や重さ硬さ作り方もご紹介

ここでは、ボッチャのボールの素材や重さ硬さ作り方もご紹介、という内容で書いていきます。

先程は、ボールの中身についてお紹介をしましたが、この競技においてボールのクオリティーはとても大切です。

手に馴染み、転がる・止まるを考えた素材、重さ、またそれらを自作することが可能なのかという点について一つずつご紹介していきます。

 

ボッチャのボールの素材

素材としては、圧倒的に牛革の物が多いことがわかりました。

多くのスポーツに使用される代表的な素材として、強度に優れ、様々な加工が可能という点で、この競技に使用するボールの素材としても最適なようです。

他の素材でも作ることは可能ですが、トータル的に観てやはり牛革ということになりますね。

他の素材の場合

  • 馬革:革自体が硬く、表面の乾いた感じがあり、ボールが止まりにくい
  • 羊革:柔らかく、安価であるが、強度が低いため破れる可能性がある
  • 豚革:スエードを使用すれば、転がる・止まるは実現できるが投げる時に滑る
  • 鹿革:柔らかすぎて、ボールにブレーキがかかり、転がりにくい
  • 山羊革:馬革よりも表面が乾燥していて、投げる時に滑る

といった様に、やはり牛革が最適のようですね。

安価に抑えるには、強度・硬さのバリエーションが豊富な、合成皮革も良いかもわかりません。

 

ボッチャボールの重さ

ジャックボール・その他のカラーボール、全て同じ重さで

重さ:263g~287g

大きさは

直径:8.4cm~8.8cm

周長:262mm~278mm

となり果物の柿と同じくらいになっています。

柔らかそうな見た目からは想像できない、ずっしりした感じですね。

 

ボッチャボールの作り方

上記の公式基準をクリアし、赤色と青色の明確な判別ができ、故意の切れ目やシールによる加工などの改造が無ければ、自作のもので、商標が無いものでも使用可能です。

ボールの素材、重さに拘ると、13個セットのボールが20万円するものもありますので、自作のボールで参加する方もいるそうです。

ただ、重さと大きさを微調整しながら、基準値内に収めないといけないので、簡単には作れないという現状もあります。

そのうえ、競技前に検査担当者から、ボールを含む用具全ての厳しい検査が行われますので、クリアするのは至難の業ですね。

そのため、大会には市販のボールを使用し、自作のボールは練習用として使用される方が多いようです。

 

まとめ

今回は、ボッチャのボールの中身は何?素材や重さ硬さ作り方もご紹介、という内容でご紹介してきましたがいかがでしたか?

ボッチャのボールの中身は、意外にシンプルでしたが、重さや大きさの微調整はかなり難しいということがわかりました。

素材や重さに関しても、転がる・止まるの両極から考え、選び、調整をする。

競技の特性上、使用するボールの質で勝敗の大部分が決まってしまうという感じを受けました。

用具自体が高額なため、作り方もご紹介しましたが、結果としてはなかなか難しいという状況でしたね。

個人的には、大事な試合に、事前に気持ちを込め作り上げたマイボールで臨む、という究極の勝負をしたいと考えそうですが、最終的には、市販の完成品には程遠い物が出来あげる恐怖の方が勝ってしまいました。

転がる・止まるを考えられたボールを、参加選手がどの様に作戦を考えて操っていくのか、という部分に注目をして、実際の競技を観ていきたいと思います。

 

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