野球のサイン盗みはなぜダメなの?反則行為やルールもご紹介

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この記事は、野球のサイン盗みはなぜダメなの?反則行為やルールもご紹介という内容でお届けします。

先日、プロ野球の阪神対ヤクルト戦でサイン盗みの伝達疑惑があったと問題になりましたね。

ヤクルトの村上選手からの指摘で、両軍が収まらなくなり、審判が監督二人を呼んで仲裁に入りましたが、試合が一時中断するという結果となってしまいました。

では、野球のサイン盗みはなぜダメなのか、その反則行為についてや、定められたルールについてもご説明していきたいと思います。

 

野球のサイン盗みはなぜダメなの? 

ここでは、野球のサイン盗みはなぜダメなの?という内容で書いていきます。

結論から言うと、野球のサイン盗みは罰則はありませんが禁止をされており、「当該の選手と攻撃中のベンチに注意をして止めさせる」という注意喚起があります。

結果、野球のサイン盗みはダメということになりますね。

では、サイン盗みはどのようなものなのか、そして試合にどのような影響があるのか、そのあたりも詳しくご説明していきます。

 

サイン盗みとは

サイン盗みとは、守備側のキャッチャーがピッチャーや野手に出したサインを、攻撃側の二塁走者やランナーコーチが解読して打者に伝えることです。

昔はサイン盗みが禁止されていなかったので、双眼鏡や無線通信によるものもたくさんあったようです。

禁止されたのは、1998に当時のダイエーホークスが、学生アルバイトを使い、外野スタンドからキャッチャーのサインを盗ませ、打者に手に持ったメガホンの向きで球種を教えていたという事件が起こってからです。

無線機器が更に発達している現代では、更にバレないような方法で同じような行為が行われそうな気もしますので少し心配にはなりますね。

プロ野球や大学野球で、球種やコースなどをキャッチャーから伝えるサインは複雑で、腕や指の動きを使い20種類ほどの物があると言われています。

これを見破ること自体が結構大変ですよね。

では、このサイン盗みは試合中にどのような影響があるのでしょうか。

 

サイン盗みの試合への影響は

サイン盗みの試合への影響はかなりのものです。

キャッチャーからの球種やコースのサインが相手打者にバレてしまうことによって、打者は打ちに行く球を絞りやすくなりますので、ヒットになる可能性が高くなります。

また、キャッチャーから一球外してボール球にするというサインが出たのを伝えられたら、打者は迷わず見送ることができます。

今回取り上げられているサイン盗みと少し種類は違いますが、ランナーもキャッチャーからのサインを読み取ることで、変化球がワンバウンドしたら走ろうとか、外角の配球ならライト方向に打球が飛ぶので二つ先の塁を狙おう等、次の動きを決めることができます。

サインを出すというのは、盗まれなかったとしても、攻撃側が試合の流れを考え打者・走者が連携して動く為のものです。

それがバレてしまうとなったらたまったものではないですね。

「意表をついた攻撃!」などは全く無くなってしまいます。

 

反則行為やルールもご紹介

ここでは、反則行為やルールもご紹介という内容で書いていきます。

今回、プロ野球の試合で取り上げられたサイン盗みですが、反則行為とは少し言いにくい部分があります。

それは、先程も少し書きましたが、罰則は無く禁止されているという行為だからです。

ルールを破るというよりは、マナー違反と言ったほうが良いかもわかりません。

相手を敬い、正々堂々と戦うことはプロならもちろんですが、アマチュアであっても大前提ですね。

この反則行為を許してしまうと、試合にどのような影響があるかというのは先程もご説明しましたが、ほかにも懸念される要素があります。

 

反則行為を許してしまうと

サイン盗みという反則行為を許してしまうと、相手チームにバレないようにサインが複雑なものになっていきます。

そうなると、サイン交換の時間が長くなり、その結果、試合が長引いてしまうという状況に陥ってしまいます。

また、サインが複雑になりサインミスが起きる可能性も高くなりますね。

サッカーやラグビーのように瞬時に流れが変わるスポーツとは違い、一旦両チームが静止してサイン交換を行うため、野球というスポーツにおけるサイン盗みは避けられないのかもわかりません。

ですが、マナーを守って相手と戦うことでその試合が一層白熱したものになるのではないかと思います。

 

ルール違反になるか

先程からも書いていますが、サイン盗みに対しては罰則はなく注意喚起のみとなっています。

一応ルールのように定められているという緩い決まりのうえに、その違反行為を実際に行っていたかという判断が難しいのがサイン盗みです。

やはり、ここでもルール違反というよりは、マナー違反という方が適切なのかもわかりません。

見過ごしても、罰則を決めて厳しくしても、どちらにしても試合に大きな影響が出る。

まさに、野球における法の落とし穴といった感じですね。

 

まとめ

今回は、野球のサイン盗みはなぜダメなの?反則行為やルールもご紹介という内容で書きましたがいかがでしたか?

サイン盗みは、「ここ一番、どうしても落とせない試合」となると、苦肉の策としてやってしまいそうになる行為ですが、正々堂々と戦うというスポーツの世界ではやはりダメだと言うことになりますね。

反則行為というよりはマナー違反、ルールとしても罰則がなく緩く定められている。

本当に色々と考えさせられるポイントです。

これまでのデータを元に、その日の相手の状態をみて、監督がサインを出し、選手が動いていくスポーツである野球。

瞬時に流れが変わるのではなく、サインを出すために静止したところから、攻撃側も守備側もお互いに気持を一つにしてぶつかっていく。

そうすることによって結果がどうなるのか、というのが野球の楽しみの一つです。

また、サイン盗みによって必ずしも想定していた結果になるとは限りませんね。

勝つためならマナーを守らず何をしてでも、というのではなく、データを駆使しその上で真正面からお互いにぶつかり合うという野球をこれからも観ていきたいです

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