直島のかぼちゃはいつからある?置かれた理由や場所もご紹介

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今回は、直島のかぼちゃはいつからある?置かれた理由や場所もご紹介、という内容でお届けします。

香川県、直島のシンボルで草間彌生さんが手掛けた黄色の「南瓜:かぼちゃ」のオブジェが台風9号により破損したと話題になっています。

台風による高波で海の中に落ち、桟橋に何度も打ち付けられ大きく破損。

現在は職員数名によって回収されていますが、再展示の時期は決まっていないようです。

では、この直島のかぼちゃのオブジェはいつからここにあるのでしょうか?

オブジェが置かれた理由や、置かれている場所も詳しくご紹介していきます。

 

直島のかぼちゃはいつからある?

ここでは、直島のかぼちゃはいつからある?、という内容でお届けしていきます。

直島のかぼちゃオブジェは、1994年に開催された「Open Air “94 “Out of Bounds” —海景の中の現代美術展—」で公開され、設置されています。

作者である草間彌生さんも、「Open Air “94 “Out of Bounds” —海景の中の現代美術展—」のオープニングレセプションに出席されていますね。

27年もの間、同じ場所にこの作品があるのは驚きです。

 

草間彌生

草間彌生(くさま やよい、1929年(昭和4年)3月22日 – )は、日本の芸術家。長野県松本市生まれ。
幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために、それらの幻覚・幻聴を絵にし始めた。1957年(昭和32年)に渡米すると絵画や立体作品の制作だけではなくハプニングと称される過激なパフォーマンスを実行し、1960年代には「前衛の女王」の異名をとった。
草間彌生のいくつかの作品は、水玉模様などの同一のモチーフの反復によって絵画の画面や彫刻の表面を覆うことが特徴の一つである。合わせ鏡を用いて光やオブジェを無限に広がるように見せるインスタレーションや、男根状のオブジェを日用品などに張り付ける立体作品も制作している。カボチャをモチーフにした作品もしばしば見られる。

作者である草間彌生さんが、かぼちゃのモチーフに惹きつけられる理由としては、

  • かぼちゃが、どれ一つを取っても私たちと同じように、同じ形のものがないこと
  • 愛嬌があり気取りがなく、どっしりとしたフォルムであること

と言われていますね。

3、4年前には、「LOUIS VUITTON」の財布、「ワコール」のブラジャー、「ユニクロ」
など、沢山のブランドとのコラボ作品も出ていましたね。

そこから、草間彌生さんを知った人も多いと思います。

 

かぼちゃオブジェの詳細

  • 高さ:2メートル
  • 幅 :2.5メートル
  • 草間彌生さんの代名詞であるドット柄
  • 海に突き出した古い桟橋の突端部分に1994年から設置されている

今回、破損してしまったのは黄色地に黒のドット柄ですが、赤地に黒のドット柄のものも同じく直島の別の場所に設置されています。

 

直島のかぼちゃが置かれた理由や場所もご紹介

ここでは、直島のかぼちゃが置かれた理由や場所もご紹介、という内容でお届けしていきます。

1994年に開催された「Open Air “94 “Out of Bounds” —海景の中の現代美術展—」で公開されてからこの場所に設置されているかぼちゃのオブジェ。

この場所に置かれている理由はどのようなものなのでしょうか?

 

直島のかぼちゃが置かれた理由

「Open Air “94 “Out of Bounds” —海景の中の現代美術展—」は1992 年に開館した「ベネッセハウス」が、常設展で館内が充実し始めた頃に新しい企画として打ち出したものです。

館外の「自然」を生かすことを意識した、当時国内では珍しかった野外展で、この展覧会のためにつくられた作品を、美術館の中に置くのではなく、周囲の自然と調和させる形で設置することに挑戦した企画展でした。

その中でのコンセプトが、「どこにでもある瀬戸内の風景を、ここにしかない風景に変える」というものであった為、この場所に置かれています。

  • 水に浮いているような唐突感を出したい
  • できるだけ突端の部分に作品を置いてみたい

という狙いで、海の青や木々の緑に囲まれた風景の中で、より人々の目を引くよう黄色に彩色されているのも特徴です。

この場所に設置されているということに、「在るものを活かし、無いものを創る」「無名の場所を特別な場所へ作り替えていく」という大きなメッセージが隠れているんですね。

 

直島のかぼちゃが置かれた場所

「直島」は「アートの島」と呼ばれる瀬戸内海に浮かぶ島の一つです。

3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」会場にもなっており、日本の離島の中で、最も現代アート作品が多く観られる島ですね。

 

瀬戸内国際芸術祭

直島をはじめとする、7つの島と香川県の高松港を会場とした芸術祭。

2010年に始まり、2013年、2016年と開催。

日本だけでなく世界中の有名アーティストが参加する、日本でも有数の芸術祭です。

 

直島へのルート

下記の二つのルートがあります。

  • 各都市から高松港(香川県)へ
  • 各都市から宇野港(岡山県)へ

      ↓

  • 各港からフェリーで直島へ
  • 各港から高速船で直島へ

高松港から直島へは60分、宇野港から直島へは20分で到着。

便数が多い為、チケットは当日購入も可能です。

 

まとめ

今回は、直島のかぼちゃはいつからある?置かれた理由や場所もご紹介、という内容でお届けしてきましたがいかがでしたか?

直島のかぼちゃがいつからあるのかを調べていくうちに、この場所に置かれた理由が、こんなに深いものであるということが初めてわかりました。

「在るものを活かし、無いものを創る」「無名の場所を特別な場所へ作り替えていく」という大きなメッセージの意味が少しわかったような気がします。

今回の台風でこのオブジェが流されてしまい、今後いつ展示されるかはまだわかっていません。

ですが、修復が終わり、再度展示されたときには、今回ご紹介してきたこのオブジェと設置された場所に隠されていた意味を思い出し、改めてゆっくりとこの黄色いかぼちゃを眺めてもらえたらと思います。

 

 

 

 

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